【創作に使える】一人称の種類一覧!

一人称の種類を紹介 創作資料
フレム
フレム

皆さん、こんにちは! フレムです。

自分のことを示す時、どのような表現を使いますか?

いわゆる「一人称」、「自称」というやつですね。

日本語は特に種類が豊富と言われていますから、創作の際に悩む方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、

現代日本でよく使われるものから、今となってはフィクションの中でしか見かけないものまで

紹介していきたいと思います!

フレム
フレム

ちなみに、運営者フレムは「私」を使いますね。イグは……

イグニ
イグニ

「俺」かなー

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  1. 一般的な一人称
    1. わたし(私)
    2. わたくし(私)
    3. じぶん(自分)
    4. ぼく(僕)
    5. おれ(俺)
    6. おれさま(俺様)
    7. わし(儂、私)
    8. うち
    9. 話者の名前
  2. 変形した一人称
    1. あたし(私)
    2. あたくし(私)
    3. わたい(私)
    4. あたい(私)
    5. あっし(私)
    6. わっち(私)
    7. わっし(私)
    8. あちき(私)
    9. わて(私)
    10. あて(私)
    11. わい(私)
    12. おいら(己等、俺等)
    13. おら(己等、俺等)
    14. おい(俺)
    15. おれっち(俺達)
    16. ミー
      1. こっち(此方)
  3. 複数形を兼ねる一人称
    1. わたくしども(私共)
    2. おれら(俺等、己等)
    3. われら(我等)
    4. てまえども(手前共)
    5. こちとら(此方人等)
    6. われわれ(我々)
  4. 職業、立場に関する一人称
    1. ほんかん(本官)
    2. しょうかん(小官)
    3. ほんしょく(本職)
    4. しょうしょく(小職)
    5. とうしょく(当職)
    6. へいしょく(弊職)
    7. ぐそう(愚僧)
    8. せっそう(拙僧)
    9. ぐとく(愚禿)
    10. とうきょく(当局)
  5. 手紙などで使われた一人称
    1. しょうせい(小生)
    2. しょうてい(小弟)
    3. うせい(迂生)
    4. ぐせい(愚生)
    5. せっせい(拙生)
    6. とうほう(当方)
    7. かめい(下名)
    8. ごじん(吾人)
    9. ごそう(吾曹)
  6. 古風、その他の一人称
    1. みずから(自ら)
    2. おいどん
    3. うら(己)
    4. わ(我、吾)
    5. こちら(此方)
    6. わがはい(吾輩)
    7. それがし(某)
    8. ちん(朕)
    9. まろ(麿、麻呂)
    10. あ(吾)
    11. われ(我、吾)
    12. おのれ(己)
    13. よ(予、余)
    14. よはい(余輩)
    15. ぐせつ(愚拙)
    16. ぐはい(愚輩)
    17. ひさい(非才)
    18. ふさい(不才)
    19. ふねい(不侫)
    20. わらわ(妾)
    21. せっしゃ(拙者)
    22. みども(身共)
    23. やつがれ(僕)
    24. てまえ(手前)
    25. こなた(此方)
    26. だいおう(乃翁)
    27. ふしょう(不肖)
    28. うぬ(汝、己)

一般的な一人称

わたし(私)

現在、一人称として最も普通の語で、男女ともに用います。近世においては女性が用いるもので、特に武士階級の男性が用いることはなかったそうです。次項「わたくし」が転じたものですが、最も一般的な一人称なので、こちらの項目に記載させていただきました。

わたくし(私)

男女ともに丁寧な言い方として、多く目上の人に対する時や改まった場面などで用いられます。一人称の代名詞としての用法が生まれるのは室町時代ごろで、もともとは公に対する「個人的なこと」という意味の普通名詞だったんですよ。

じぶん(自分)

男性が改まった時に用いることが多いです。関西を中心に二人称で使われることもありますね。軍隊用語としても使われ、その名残が体育系の男子の用語として残っていることもあります。

ぼく(僕)

一般的に、男子が自分をさしていう語です。通常は対等な方、または目下に向かって用いることが多いです。次項「おれ」よりは丁寧で、前述の項「わたし」よりくだけた言い方とされます。現代では男子の自称として広く用いられています。

おれ(俺)

一般的に、男性が仲間、目下の者とざっくばらんに話す時に用いられます。前項「ぼく」よりぞんざいな語です。中世に用いられた俗語の一人称。威張った感じを持っていましたが、やがて卑俗な言葉とされました。近世の中国では女性も使ったとされますね。

おれさま(俺様)

一般的に男性が用いる語です。自分自身を尊大に言う時に使われます。

わし(儂、私)

男性が目下の者に対して尊大な感じを伴って用いる語です。近世では女性も用いました。

うち

主に関西方言で、女性や子供が用います。もともと「なか」が前後左右上下などの両端を除いた中間部を言うのに対して、「うち」はある範囲の内部を言ったことから、一人称となったようです。

話者の名前

女性や子供が用いることが多い語です。古代中国では、自分の名前を一人称として使用することは相手に対する従属の意を示していたそうです。

変形した一人称

あたし(私)

前述の項「わたし」の転。「わたし」よりややくだけた言い方とされ、主に女性が用います。職人や、商人の男性が使うこともありますね。親しみのある言い方とされます。

あたくし(私)

前述の項「わたくし」の転。前項「あたし」より丁寧で「わたくし」よりくだけた言い方です。主に女性が用います。

わたい(私)

前述の項「わたし」の転。主に東京下町の女性が心やすい人との対話などで用いました。近世後期には芸娼婦などが用いたとされます。

あたい(私)

前述の項「あたし」の転。「あたし」よりくだけた言い方です。主に東京下町、花柳界の女性や子供が用いました。

あっし(私)

前述の項「あたし」の転。職人などが用います。さっぱりとして男らしい、いなせな言い方です。

わっち(私)

前述の項「わたし」の転。身分の低い階層の男女が用います。もともとは奴詞と言われた一人称です。のちに町家の女性や遊女も用いるようになりました。

※奴詞…江戸時代後期に用いられた荒っぽい感じの言葉遣い。当時の関東方言に基づくもの。

わっし(私)

前項「わっち」と同様。

あちき(私)

江戸の遊女、芸妓などが用いた語です。フィクションでは「わちき」と言い表されることもあります。

わて(私)

前述の項「わたい」の転。関西地方で、男女ともに用いることが多いです。

あて(私)

前項「わて」の転。京都地方で主に女性が用いることが多いです。

わい(私)

前述の項「わし」の転。主に関西地方で用いるもので、男性が使うことが多いです。

おいら(己等、俺等)

後述の項「おれら」の転。主として男性が用いますが、近世江戸では女性も用いました。

おら(己等、俺等)

男性が用いるぞんざいな言い方ですが、近世では町人の女性も用いたとされます。現代では方言的な印象を受けますね。

おい(俺)

前述の項「おれ」の転。主に男性が使用し、特に九州で使われました。

おれっち(俺達)

「おれたち」の転。前述の項「おれ」のくだけた言い方です。江戸で多く使われました。

ミー

英語の「me」の転。フィクションでは外国人かぶれのキャラクターに用いられることが多いですね。

こっち(此方)

後述の項「こちら」の転。「こちら」のくだけた言い方で、自分自身、または自分のそばを表します。

複数形を兼ねる一人称

わたくしども(私共)

前述の項「わたくし」をへりくだっていう語です。「わたくし」の複数形としても使われます。

おれら(俺等、己等)

男性が同輩またはそれ以下の者に対して用いる語です。複数にも単数にも使われます。

われら(我等)

後述の項「われ」の改まった語です。複数にも単数にも使われます。

てまえども(手前共)

商人・芸人が多く用いた語です。前述の項「こちら」の代わりに使われることもあります。

こちとら(此方人等)

近世には男女ともに用い、単数にも複数にも用いた語です。元来は「ら」は複数をさしていました。現代でも俗語的な言い方として用いられます。

われわれ(我々)

後述の項「われ」の複数形ですが、自らをへりくだっていう語として単数で用いられることもあります。

職業、立場に関する一人称

ほんかん(本官)

軍人、警官、公務員など、官職にあるものが自分をさしていう語です。

しょうかん(小官)

官吏が自分をへりくだっていう語です。謙譲語として使われます。

ほんしょく(本職)

官職にあるものが自分をさしていう語です。

しょうしょく(小職)

官職にあるものが自分をへりくだっていう語です。謙譲語として使われます。

とうしょく(当職)

現にその職務についているものが用います。

へいしょく(弊職)

現にその職務についているものが自分自身をへりくだって言う語です。

ぐそう(愚僧)

僧侶が自分をへりくだっていう語です。

せっそう(拙僧)

僧侶が自分をへりくだっていう語です。

ぐとく(愚禿)

僧侶が自分をへりくだっていう語です。

とうきょく(当局)

あることを処理する任務にあたる人や機関を示す語です。本来は無線通信などで使われました。

手紙などで使われた一人称

しょうせい(小生)

手紙文などで、主に男性が自分をへりくだっていう語です。

しょうてい(小弟)

手紙文などで、主に男性が自分をへりくだっていう語です。

うせい(迂生)

手紙文などで、主に男性が自分をへりくだっていう語です。

ぐせい(愚生)

手紙文などで、主に男性が自分をへりくだっていう語です。

せっせい(拙生)

手紙文などで、主に男性が自分をへりくだっていう語です。

とうほう(当方)

話者本人や話者の属している団体などを含めて言われる場合が多いです。比較的改まった場で使用される語です。

かめい(下名)

手紙文などで、自分をへりくだって言う語です。相手が目上でも目下でも使える表現とされます。

ごじん(吾人)

手紙文などで、主に男性が用いた語です。複数の意味を持つこともあります。

ごそう(吾曹)

手紙文などで、主に男性が複数の意味で用いた語です。「曹」は友達を意味しています。

古風、その他の一人称

みずから(自ら)

多く、身分ある女性が使いました。古くは男性も用いましたが、特に室町時代以降は女性のみが用いたとされます。

おいどん

特に九州の男性が用いた語です。薩摩武士の言葉として知られていますね。

うら(己)

主に下賤の者が用いるとされました。男女共に用いられていたようです。

わ(我、吾)

男女ともに用いられた語です。上代ではこの形で使われますが、中古以降は「わが」の形になったとされます。

こちら(此方)

相手の側と話し手の側とに分けたうえで、後者であることを強く意識していう語です。

わがはい(吾輩)

古風で尊大な言い方で、主に男性が用います。複数形を意味することもあります。

それがし(某)

戦国時代や江戸時代の武士が使用しました。もともとは謙譲の意でしたが、後世には尊大の意でも使われます。

ちん(朕)

天子が自称として用いました。中国古代では普通の人も使ったが、秦の始皇帝のときに天子だけの自称となったそうです。

まろ(麿、麻呂)

身分の上下や男女を問わず使用した一人称です。

あ(吾)

上代で用いられた一人称です。中古以降は前述の項「わ」が用いられました。

われ(我、吾)

古くから使われたとされる一人称です。「わたくし」の意味で使用されました。

おのれ(己)

卑下の意を込めて用いることが多い一人称です。

よ(予、余)

やや尊大な、または改まった言い方として男性が用いることが多い語です。平安時代以降に広まったとされます。

よはい(余輩)

「わたし」、又は「われわれ」の意味で使用された一人称です。

ぐせつ(愚拙)

男性が自分をへりくだっていう語です。

ぐはい(愚輩)

男性が自分をへりくだっていう語です。

ひさい(非才)

自分の才能をへりくだっていう語です。主に男性が使用しました。

ふさい(不才)

自分の才能をへりくだっていう語です。主に男性が使用しました。

ふねい(不侫)

自分の才能をへりくだっていう語です。主に男性が使用しました。

わらわ(妾)

女性が自らをへりくだっていう語です。近世では主に武家の女性が用いたとされます。フィクションでは尊大の意を持って使用されることも多いですね。

せっしゃ(拙者)

男子が自らをへりくだっていう語です。主に武士が用いました。

みども(身共)

同輩、またはそれ以下に対して用いられた語です。本来は男性の用語ですが、時に女性も用いること

があります。近世では主に武士が使用しました。

やつがれ(僕)

自分自身をへりくだっていう語です。上代では男女ともに使用しました。近世には男性がやや改まった場で用い、明治以降は書簡言葉などで用いられたとされます。

てまえ(手前)

ややへりくだった語として使用されます。

こなた(此方)

身分の高い女性が用いた語です。前述の項「こちら」の意で用いられました。

だいおう(乃翁)

老年の男性が目下の者に対して使用しました。主に漢詩で用いられます。

ふしょう(不肖)

自分のことを「未熟である」という意を持って言う語です。

うぬ(汝、己)

前述の項「おのれ」の意で使用された語です。

フレム
フレム

うーん、本当に沢山ありますね。方言などを含めると他にもあるかと思います!

イグニ<br>
イグニ

「これも有名!」っていうのがあったら教えてねー

フレム
フレム

良ければ二人称の紹介も併せてどうぞ!

フレム
フレム

それではまたお会いしましょう!

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