【創作に使える】二人称の種類一覧!

二人称の種類を紹介 創作資料
フレム
フレム

皆さん、こんにちは! フレムです。

相手のことを指し示す時、どのような表現を使いますか?

いわゆる「二人称」というやつですね。聞き手や読み手を示す代名詞です。

こちらの記事では、

前回の一人称に引き続き、二人称を紹介していきたいと思います!

ちなみに一人称の紹介はこちらにあります。

フレム
フレム

私は「貴方」を使うことが多いですね。

イグニ
イグニ

うーん、「キミ」かな?

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よく見かける二人称

あなた(貴方、彼方、貴女)

次項「きみ」の軽い尊敬語です。ある距離を置いて接する場合に同輩、または同輩以下の人に対して用います。普通、目上の人には使いません。名前、身分が分からない相手に使う傾向もあるとされますね。また、親しい男女間で相手を呼ぶ語としても使われます。

きみ(君)

相手を親しんで呼ぶ語です。上代では女性が親しい男性を尊んで呼ぶことが多かった語ですが、中古以降は男女ともに使用しました。前項「あなた」より敬意が低く、後述の項「おまえ」よりも丁寧な言い方です。

おたく(御宅)

ほぼ対等の、あまり親しくない相手に軽い敬意を持って使う語です。

おまえ(御前)

同等またはそれ以下の相手を指す語です。多くは男性が使用しました。親しみやぞんざいな気持ちで示す語とされます。もともとは貴人の前という意味の尊敬語で、相手を敬って言う語でした。

おうち(御家、御内)

軽い敬意をもって相手を指す語です。京都でよく使われます。

おまえさま(御前様)

対等あるいはそれ以上の方に対して、かなり高い敬意を表す語として使われます。男女ともに用いました。

きさま(貴様)

男性がきわめて親しい同輩か目下の者に対して用いました。また、相手を罵って言う時にも使用します。ちなみに、中世末では主に手紙で、男女ともに目上の者に対して尊敬の意を含めて用いることもあったそうです。

じぶん(自分)

関西を中心に二人称として使われます。

変形した二人称

あんた(貴方、彼方、貴女)

前述の項「あなた」の転。ごく親しい人や目下の人を指し示す語で、ぞんざいな言い方とされます。近世後期には敬意を持って使われました。

おまえさん(御前さん)

前述の項「おまえさま」の転。対等あるいはそれ以上のものに対して用いります。親しみの気持ちを込めて自分より下の人を呼ぶ語とされます。相手を敬って使う場合、かなり高い敬意を表します。

おめえ(御前)

前述の項「おまえ」の転。同輩以下の者に対するぞんざいな言い方として用いられます。近世には、対等あるいはそれ以上の者に対して男女ともに使用しました。

おめえさま(御前様)

前述の項「おまえさま」の転。対等あるいはそれ以上の方に対して、かなり高い敬意を表す語として使われます。男女ともに用いました。

そっち(其方)

後述の項「そち」の転。砕けた言い方とされます。

ユー

英語のyouの転。フィクションでは外国人かぶれのキャラクターに用いられることが多いですね。

手紙で使われた二人称

きか(貴下)

手紙文などで、主に男性が同輩や目下の者を敬って言う語です。

きくん(貴君)

男性が主に手紙文などで同輩程度の者に対して、軽い敬意を持って用いる語です。

きけい(貴兄)

主に手紙文で、男性が親しい先輩や同輩に対して敬意を持って用いる語です。

けい(兄)

男性が手紙などで親しい先輩・同輩を敬って言う語です。

けんけい(賢兄)

男性が手紙などで同輩または目上の男性を敬って言う語です。

ごけい(吾兄)

主に手紙文で、男性が親しい友人に対して敬意をもって用います。

じんけい(仁兄)

手紙などで同輩の男性を敬愛の気持ちを込めていう語です。

たいけい(大兄)

主に手紙文で、年上または同輩の男性に対して、男性が用います。

きだい(貴台)

手紙などで、相手を敬っていう語です。

こうだい(高台)

手紙などで相手を敬って言う語です。

けんだい(賢台)

男性が手紙などで先輩や同輩を敬って言う語です。

そんだい(尊台)

手紙などで相手を敬って言う語です。

きほう(貴方)

同等の相手を敬って言う語です。公文書などで使用されます。

きしょく(貴職)

手紙などで相手の身分、職名を敬って言う語です。

きし(貴姉)

手紙などで、男性が年長の婦人を敬って言う語です。

イグニ
イグニ

」はなんとなく分かるけど……。沢山出てくる「」ってなんのこと?

フレム
フレム

古代中国の星座の名前、「三台星」からきているそうです。

三台星は上台、中台、下台から成る星座で、これを中国では司馬・司徒・司空の三公にあてた。

それが転じて敬語となり、相手を尊んで「貴台」「高台」などと言うようになったらしいですよ。

イグニ
イグニ

ふーん……。

フレム
フレム

反応薄いなぁ……。

職業、立場に関する二人称

きしゃ(貴社)

相手の会社や神社を敬って言う語です。

おんしゃ(御社)

相手の会社や神社を敬って言う語です。

きこう(貴行)

相手の銀行を敬って言う語です。

きし(貴紙)

先方を敬ってその新聞などをいう語です。

きかん(貴官)

官吏または軍人などを敬って言う語です。

フレム
フレム

ちなみに立場に関する二人称は凄く沢山あります。

イグニ
イグニ

立場そのもので相手を呼べちゃうからだねー。下に例をまとめてみたよ。

お父さん、パパ、お母さん、ママ、お爺ちゃん、お婆ちゃん、おじさん、おばさん、お兄さん、お姉さん、親父、お袋、兄貴、姉貴、おじき、あねさん、爺、婆

先生、師匠、師、老師、先輩

陛下、殿下、閣下、猊下、上様、殿、王、姫、姫様、お客様、患者様、 小僧、小童、小娘、女、餓鬼

イグニ
イグニ

まだまだありそう。キリがないからこの辺で。

フレム
フレム

急に雑になりましたね!?

古風、その他の二人称

なんじ(汝)

多く対等の人、またはそれ以下の人に対して用いられます。中世以降は目下の人や親しい人を呼ぶのに用いられるようになりましたが、本来は相手を尊敬した呼んだ語と考えられます。

きこう(貴公)

男性が同輩程度の男性に対して用いる語です。古くは武士などが目上の者に対して用いました。

わ(我、吾)

親しみを持って相手に呼びかける時に用いました。または軽んじて卑しめても使ったそうです。

きしょ(貴所)

相手を敬っていう語です。中世以降の語で、主に男性が用いました。近世に入ると敬意が次第に薄れて、同輩に対して用いられるようになったそうです。

きじょ(貴女)

女性に対して軽い敬意を持って用いる語です。

きでん(貴殿)

男性が目上や同輩の男性に対して用いる語です。近世までは武家が目上の相手を尊敬して呼ぶ語として用いられました。手紙でも使用されます。

ごし(吾子)

相手を親しんで呼ぶ語です。同輩に対して用いられます。

そんか(尊下)

主に男性が同輩の者を敬って言う語です。

そんくん(尊君)

対等の男性間で用いる敬称です。

そんこう(尊公)

対等の男性間で用いる敬称です。

そんどう(尊堂)

相手を敬って言う語です。

そち(其方)

目下の者に対して用いる語です。

そちら(其方)

前述の項「そっち」より丁寧な言い方です。聞き手、または聞き手のそばにいる人を指します。

そなた(其方)

室町時代までは軽い敬語でした。その後、だんだん目下に使うようになった語です。

きょう(卿)

相手の貴人を敬って言う語です。主君が臣下を呼ぶ際にも使用されます。

わい

同等もしくは目下の者に用いられます。九州などで使われます。

おれ(俺)

下位のものに対して、または相手を罵る時に用いります。上代から中古にかけてはほとんど二人称として使用されていましたが、近世以降は一人称として一般化しました。

うれ

対等もしくはそれ以下のものに対して呼びかけに使われた語です。

おのれ(己)

目下のものに対して、または相手を見下し、罵る時に用いられます。

おぬし(御主)

対等、もしくはそれに近いものに対する語です。男女ともに用いります。

おんみ(御身)

軽い敬意を含んだ言い方です。

おこと(御事)

相手に対して親しみの情を込めて呼ぶ語です。

おもと(御許)

多く女性に対して、敬愛の気持ちを込めて用いられます。

こなた(此方)

敬意を持って相手を呼ぶ語です。

フレム
フレム

いかがでしたか? 時代と共に使い方が変わっている語もありますし、奥が深いですね!

イグニ
イグニ

沢山あって眠くなってきたな……。

フレム
フレム

それでは、またお会いしましょう!

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